自転車で痴漢されたんだが

某まとめサイトに載っていた
「母親が自転車で〜」という記事は
いろいろすごい。




腹筋がブッ壊れるくらい、
もしくは、
顔面の顎周りが筋肉痛になるくらい、
おもしろくて読むたび笑った。




書いた人の文才とセンス、
単語のチョイス、語彙力は
凄まじい。




いまでも笑ってしまう。




かくいう私も、
自転車で痴漢されたことがある。



あれは、幼稚園児だった。年長さん。
自宅から徒歩でおばあちゃん家に行く途中だった。




私は父親の実家を
「おばあちゃん家」って言うし
言ってたけど、
「おじいちゃん家」って
言った記憶がない。
なんでかね?これ。




いまだったら、
幼稚園児が昼間に一人で外出なんて、
あり得ないし、
下手したら監督不行き届きで
親が児相にしょっぴかれちゃう
かもしれない。
けれど、当時はまだ、
そのへんも自己責任というか、
いや、確かに大人の監督責任は
あったんだろうけど、
いまほど、ちゃんとしてないことが
見えにくかったり、
見えたとしても
非難されなかっただけだとは思う。





とにかく、私は母親の了承を得て、
おばあちゃん家に歩いて行くことにした。




父親は多分、釣りしに車で川へ。
いつもいいアユが釣れると、
おばあちゃん家を皮切りに、
いとこの家々に配って回るので、
おばあちゃん家にいれば、
お迎えが来るかもしれないとか、
そんな成り行きだったと思う。





母親は、父方の家族とは
付かず離れず安全な距離をとって
関わっていたため、
今回もおばあちゃん家行きはパス。
妹は、まだベビーちゃんだったから
お留守番。
おばあちゃん家に行きたいのは私だけ。
そしたらね。一人で行くしか。




出発しましたよ。




といっても、おばあちゃん家まで
どうやって行くつもりだったんだろう?






でも、場所は知ってた。





自分が通う幼稚園の少し先。
幼稚園にも
歩いて行ったことがあるので、
何気に道は知ってた。
そのへん、いまの運転時は
ナビ要らずの暮らしに
一役買ってると信じたい。




駅まで向かう道、民家を抜けて、
路地へ。
お兄さんが自転車で走ってる。
変な髪型。
当時、流行ってた髪型。




分水には、大きな朱い鯉がいる。
黒い鯉も!
きょうも元気そう!
口が大きくて、ちょっとこわい。



季節は多分、春だった。
進級したばっかりで、
もうお姉さんだもんって、
半分イキってたんだろうね。




ちょうちょが飛んでる。
あ、またさっきの自転車のお兄さんだ。
片手ばなし!かっこいー!
同じところを回ってるのかな?
大きくなったら自転車を
あんなふうに
乗れるようになるのかな?
私、大きくなるのかな?
大人になれるのかな?





路地を抜けて、
大きなお花屋さんのある通りに
差し掛かる時、
おしりに何かがデロン!とさわった。



ちょっとよそ見してたから、
え!と前を見ると、
自転車のお兄さんが走り去っていった。
後ろを振り向いてみると、
誰もいなかった。




おしり、さわった…。




よくわからないけど、
驚きと、ショックと、
性の目覚め的な何かが
自分の全身をほとばしった。




私は女の子。





それまでは女子という括りでも、
自分は女の子とは違うと思ってた。
女の子はみんな、髪が長くて
肌が白くて、お人形みたい。


私はというと、肌が地黒で
髪型もこけしヘアー。

年中さんの時は、
幼なじみの仲良しな女の子と
組が分かれてしまい、
新しい環境や人間関係にも
馴染めなかった。

女の子はうるさいし、
何でも決めないと気が済まないから
正直、苦手だった。
(たまたま、その子だけだと思うけど)
いつも、チームを作るときは
男の子と組んでいたし、
マスクマンごっこして遊んでたから。
(もちろん、ピンクじゃなく
イエローを担当してた)




それが、あぁ哀しかな。





私ごときのおしりでも、
おさわりになる殿方が
いらしたとは…。(笑)





たどり着いたおばあちゃん家で報告、
帰宅して母親にも報告。
心配された、というよりは、
驚かれたほうが記憶に濃く残っている。



え、そんなに意外?




確かに、
幼稚園児にして30代みたいな
完成度の顔面ではあったけど、
自転車のお兄さんの顔見たけど、
だからお兄さんも私の顔を
見たと思うよ。




顔じゃなくて?





あ、まさか、
幼稚園児が痴漢される対象
ってことが意外だったのか?





まぁ、いいか。




というか、あれは確実に
左手だったよね。





片手ばなしで、軽くタッチ!
じゃねぇよ!(さまぁ〜ず三村さん風)




まったくもう。
いまだったら、お金とるよ?(笑)
え、お呼びでない?










はいはい…(凹)






機会があったら、
是非、「母親が自転車で〜」も
見てみてね。

愛のだいじょうぶし

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