チャリティ番組じゃあるまいし

小学生の頃、
持久走大会では毎回ビリだった私。
足が遅いからしょうがないけど、
ゴール近くになると
毎回、なんだか妙なことが起こる。



面識はあるけど
仲がいいわけでもなく
同級生だけど
よく知らない女子たちが
私の周りに群がってきて
私と一緒に走りながら
「頑張れ」とか言う。





あれ本当に迷惑だったんだよね(笑)





明らかにおかしいぞ。




体育の成績は良くないし
走るのは苦手。
だから、やりたくないけどやる
と決めた以上、やるしかなくて。
ビリじゃ成績変わんないし、
こんな大会ズル休みするべきだった。
なんて、ただ、悶々としながら、
それでも
真面目に走っているというのに、
まるで足が遅いのは
頑張ってないことみたいに
「頑張れ!」とか「あと一周」とか
言ってきやがって、
失礼な奴らだなって。

なに、もう自分は
ゴールしたからって余裕ぶっこいて、
上からアドバイスしてんの?(笑)
あと一周?知ってるわアホが。
なんて思いながら走ってたわ。




「頑張れ!」という声で
もっとパワーが湧く人もいるし、
世界の70億とおりのうちの
たった1意見だけど。







私は私のペースで走るだけ。
お前らより足が遅いだけで、
頑張ってないわけじゃなかったし。
一緒に走ろうなんて約束もしてないし
ゴールのときに起こる拍手も
意味がわからない。




ただの公開処刑(笑)






持久走大会は、基本的に
学校の敷地の外周を3周か4周走る。
足が遅いと、一周遅れといって、
後ろからトップの足が速い子がきて
少しの間、一緒に走れたりもする。

自分がまだ2周目でも、速い子は
もう3周目に突入しているのだが、
追い抜かれる瞬間は
なんだか優勝を譲ってやったような
ちいさな錯覚も心地よかったり。
(多分、心がランナーズハイ)




3周しか走ってないのに
一周ちょろまかして、
ゴールしちゃえばラクなのにね、
と思うこともあった。
けど、私のラップタイム的に
それは絶対あり得ないし、
バレるからそこは正直にいった。




まったく、バカ真面目なんだから。




あと、6年生のとき。
夏休みの最初の3日間は臨海学校で
千葉のナントカ海岸まで行った。
そこでの日々は最悪だった。
同じ班になったクソ女子たちに
なんでか「ゴリさん」と呼ばれ、
変な歌まで作られた。
本当にあの子達は、うーん。










まぁ、いいか。






すぐに先生にチクらなかった
私も私だよね。





ということで、
テンションはドン底のまま
遠泳をやらなくちゃいけなくて。
ただでさえ、落ち込んでるのに
泳ぎもまぁ、遅めで。





でも、近くで泳ぎながら
児童の安全を見守る引率の某先生が
「頑張れ」とか「もうすぐだ」とか
横でいろいろ言うわけ。






いや、見えてますから(笑)





ストライク!






しかも、水泳帽に書いてあった
私の苗字を見て、私に一生懸命に
声かけしてくださったんですけど、
それはよーく伝わったんだけど、
二文字ある苗字の読み、
両方合ってないという(笑)





2ストライク。





それも興ざめの一因だった。




アスリート出身の
熱血スポーツキャスターのように
ずっと横でうるさくて、
泳いでいるのに「頑張れ」連呼で、
「いまやってるじゃん、勘弁してよ」
って思いながら泳いでた。




某先生が静かになったところで、
サボったりしないよ。
あの時の私なら(笑)





3ストライク!某先生、アウトー!








「頑張れ!」という声で
もっとパワーが湧く人もいるし、
世界の70億とおりのうちの
たった1意見だけど。





「頑張れ」と言われても
バカにされているように感じて
素直に「がんばろう」って
思えないときもある。




でも、確かな励みになるときもある。




自分のことなんて、
簡単に説明できるはずがない。
おもしろいね、ニンゲン。心。





どの局面で、タイミングで、
どんなニュアンスで言われるか。
きっとそういうことも関係するけど
「頑張る」という言葉は
プラスにもマイナスにも作用するほど
いろんなパワーを秘めている。
だから
使いどきを考えたいと常々思う。





スポーツは別に下手でもいいや。
足が遅くても、どんくさくても、
業務上、支障はないし。




好きこそものの上手なれって
やっぱりあると思うなぁ。

愛のだいじょうぶし

いい事だけがハッピー? 頑張ったから報われる? そんなブログを書いています

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