バンドマンとデートした話

21~22歳くらいだったと思うけど、

妹と何かの用で渋谷に行ったとき、

とあるバンドと知り合った。





そのバンドは、

代々木公園と渋谷をつなぐ公園通りで、

昼間っからLIVEしていた。

といってもストリートだったので、

そこまで爆音ではなく、
こじんまりと。

ボーカル、ギター、

ベース、ドラムスの4人で、

ちょっと歌を聴いて、

ポップでいい感じだったので、

後日、

La.mamaというライブハウスに出る際、

ちょうど渋谷だ、という理由で

行ってみることにした。





出るバンドは4組。

どのバンドも

「あー、こういうバンドの曲
聴いてるんだろうな」

ってわかるような、

好みやジャンルの異なる組み合わせで、

聴いてて心地よかった。






最初に出てきたバンドは大所帯。

5人か6人いた。あ、5人かも。

ギターボーカル、

ギター右(カミテ)、

ギター左(シモテ)、
ベース、ドラムス、

あ、5人だ。男性5人。多分、大学生。

高校から同級生と思いきや、皆、

髪型やファッションがちがうので、

大学で知り合って結成したのかな。


とりわけ、右ギターの

ライオンみたいな髪型の男の子が

かわいくて、

某アニメのキャラクターと

同じ名前だった。

洋楽の影響も受けているようで、

響きの奥行き感が新しかった。

ただ、右ギターの男の子は、

いわゆるバンドでモテたい系なのか、

彼女っぽい子が近くで見ていたので、「まぁ、そうですよねー」

と思いながら、

下心はそこにポイッと捨てて聴いた。






目当てのバンドは、たしか3ばんめ。

当時、

そこまでノリノリになれなかったので

(その当時なりのノリノリではあったが、

今ほどノリノリではない)

一応、ステージの前には行って、

他のファンの動向をみて、マネする、

ということにした。

これはLIVEでやる曲!

というオハコがあって、

その曲のときは、最後に皆で

ジャンプ!

床に穴が開かなくて、

本当によかった、と思う(笑)





いまから10年以上前、

まだ携帯電話は
バータイプか折りたたみタイプ。

ブログやSNSも

やる人はやってたくらいの頃。

私が22歳くらいのときは、mixiとGREEを始めたくらいだったと思う。

ホームページを自分で作れる時代が

くるなんて予想しておらず、

それ専門のスタッフがいる人は

いいなー、くらいにしか

思っていなかった。

そのため、アンケートも

webサイトやFacebookではなく、

紙に手書き記入!




アナログでしょー!



大好き(笑)




いまもイベントによっては、

紙で記入式のアンケートを

実施しているけど、

未来永劫、変えないでほしい、

と心から願っている。





アンケートの説明は、もういいね。





とにかく、どのバンドも

LIVEのMCでは

次に出るLIVEの告知と、

自主制作のCDの販売、

アンケートに回答をお願いします、
という話題が多かった。

そうなると、やっぱりMCのときの

トークや面白さ、

他のメンバーとのかけあいを

みてしまうけれど、

どのバンドのアンケートも

律儀に回答した。

ちゃんと、何ばんめの曲がよかった、とか、頑張ってください、

自分も頑張ろうと思いました、等、

正直に書きました。

あ、アンケートの綴りがうつった(笑)


そんななか、

最初のバンドのアンケートには、

名前とメールアドレスを書く欄があった。

LIVEやバンドの情報を送るため、

と書いてあったので、

「ですよねー」と思いながら、

あわよくば、

メンバーとつながれたら、

という下心は捨てきれなかったので、携帯のアドレスを記入した。


効果はてきめん。

翌日、早速、メンバーから

メールが来た。

アドレスも、おそらく

メンバーのプライベート携帯だろう。

だって、誕生日が入ってるんだもん(笑)

某アニメのキャラクターと同じ名前のライオン君か、

もう一人のギターの

地味めなアジカン君か

(アジカンのボーカルに似てたので)。

たずねるとライオン君だった。





キターーーーー!!





と思った(笑)






それから、多分、1~2ヶ月、

毎日メールした。

朝はライオン君がメールの件名に

「おはよ」と入れてくれて、

着信メロディがなると

心はウキウキ弾んでた。


いま思うと世にも奇妙なメル友だ。

でも、健全と不健全のあいだの、

本当にグレーゾーンで知りあったから、

疑似恋愛を楽しむことにした。

好きな音楽、バンド、大学のこと、

彼女と別れちゃったこと、

いろいろ聞かせてくれた。

私も私で、当時やっていた

広告代理店のお仕事の内容、

こんなことしたい、

スカートが欲しい、
いろいろ伝えまくった。






ある日、時間をつくって

二人で会うことになった。

私はライオン君の顔も髪型も服装も、

大体わかっていたけれど、

一方で、ライオン君は

私の見た目とか、わかってたんかね?

LIVEのとき、ギャルいっぱいいたし、

彼女っぽい子も、つけまつげで

目の周り真っ黒のくるくるヘアー

だったから、

私は真逆のタイプなだけに、

(といっても清楚、というよりは

スポーツできないくせに、

スポーツガール風のタイプ)

もしかしたら、会った瞬間に、

ガッカリして
帰りたかったのかもしれないね。

住んでるのが横浜?で、

私は西多摩だったけど、
大学も近いということで、

吉祥寺で会って井の頭公園を

プラプラとお散歩した。

多分、秋だった。いや、春かも。

ライオン君は、相変わらず

ライオンのたてがみ風の茶髪と、

オニイスタイル(当時流行した

メンズファッション)で、
とっても格好よくキマってた。

でも、顔面は、NEWSのまっすーとか、杉浦太陽くんのような、

甘めの童顔だったので、

女の子にモテるために

頑張っている感じが、

またよかった。

ライオン君は年下だったので、

成人したくらいだったと思う。

ベンチに座って、

自分のことを話す姿が

最高にキュートだった。



二人共、若かったし、

付き合うとか

そういう関係じゃないな、と

お互いなんとなく感じていたようで、

どこかでコーヒーを飲むでもなく、

夕方、バイバイした。





そのあとも、

何度か彼のバンドのLIVEに行ったり、

毎日ではないけれど、

メールもやりとりした。

自然消滅みたいな状態で、

関わりは減っていった。





いま思うと、あれって
ナンパとかじゃない出会いでの
初デートだったんかな?って。

でも、21~22歳といったら、

私はまだ、

王子様を待っていたウブな小娘で、

恋人いない歴=年齢だった。

当時の男性に免疫がない私には、

十分すぎるすてきなひとときだった。





元気してるかな?

いま会ったら、何て言おうかな?

第一声は「覚えてないでしょ(笑)」だと思うけどね(笑)

愛のだいじょうぶし

いい事だけがハッピー? 頑張ったから報われる? そんなブログを書いています

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